江戸期にポルトガルやオランダのガラス製造技術が渡来して、飛鳥・奈良時代以降、途絶えていたガラス製造が再び、はじまりました。
その中でも、本格的カットを施した重箱、皿、鉢、椀などが作られ江戸切子の華が咲きました。
江戸切子は江戸時代末期、江戸大伝馬町のびいどろ家加賀屋久兵衛がガラスの表面に彫刻したのがはじまりといわれています。
江戸切子は庶民にも普及していき町民文化のなかではぐくまれ、いまも江戸時代の面影を強くとどめた意匠や技法を受け継いでいます。
写真の江戸切子はデパートで開催された「日本の職人展」で見かけた現代作のものです。
<クリスタル被ガラス アンバー鉢> 径約30cm ¥280,000
手軽に買える値段では有りませんが、江戸切子の特徴であるカットが鮮明で大変美しいガラス鉢でした。
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